朝日新聞デジタル:チェルノブイリと福島 核惨禍描いた作家「科学は無力」

記事リンク

 

チェルノブイリと福島 核惨禍描いた作家「科学は無力」:朝日新聞デジタル

 

記事要約

 ノーベル文学賞を受賞した作家アレクシエービッチさんは、人間は放射線に対して準備することができない。科学は本来、その前では無力である、と語った。チェルノブイリの事故と同様の事故がいつか起きると考えていた。

 

疑問

 チェルノブイリ原発事故での反省点を福島の事故で活かせなかったのか?原発での放射性廃棄物を完全に処理することはできないのだろうか?

 

考え・主張

 福島原発事故から5年が経つが、どれほどの問題が解決されただろうか。アレクシエービッチさんが指摘している通り、原子力のすべてを人間のコントロール下に置くことは不可能である。それは、チェルノブイリ、福島と似たような事故が人為的ミスによって起こってしまったことが物語っている。現状は原子力発電に頼らざるを得ないが、将来的にはそれに取って代わるエネルギー供給源を発達させることが必要だと思う。人間が作り出した技術である以上は、責任を持って扱っていかなければならない。非常に便利な道具ではあるが、危険と隣り合わせであることを我々は常に意識しなければならないだろう。

 

その他

 特になし